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第4期清水町総合計画

 

清水町の将来像 〜 自然と心が響き合うまち 清水 〜

第2章 誰もが安心して暮らせる福祉



第1節 高齢者福祉








現況と課題



本町の65歳以上の高齢者人口は、全体の23%を超え、高齢化が急速に進んでいます。

高齢者の増大とともに加齢に伴う心身機能の低下や疾病により、寝たきりや痴呆になる人も増えており、高齢者の5人に1人が援護を必要としています。

社会全体で介護を支えていく仕組みとして介護保険制度が施行され、「清水町老人保健福祉計画・介護保険事業計画」に基づいて、要介護者の認定と新たな体制のもとでのサービスがスタートしました。今後増えることが予想される要援護者及び一人暮らし等の高齢者が安心して暮らせるよう、在宅福祉サービスと施設の充実が一段と求められています。

また、就労、趣味、学習、地域活動、奉仕活動等に積極的に参加している人が多く、生きがいを感じるととともに、その能力・知識・経験を地域社会で生かしていく体制・環境づくりが重要になっています。



基本目標



高齢者が安心して生活できる社会の実現に向けて、福祉サービスの充実と生活環境の整備を進めていきます。

また、高齢者が元気でいきいきと活躍し、生きがいをもって社会参加できるよう積極的に支援していきます。



主要施策



1 在宅福祉サービスの充実

(1)介護保険関連サービス体制の充実

「ホームヘルプサービス」「デイサービス」「ショートステイ」については、介護保険事業計画に基づき適切に対応できるよう努めていきます。また、訪問看護ステーションや医療機関において実施している訪問看護の活用を促進していきます。



(2)高齢者福祉サービスの充実

一人暮らしや高齢者夫婦世帯等が安心して暮らせるように、町独自で「ホームヘルプサービス」「ショートステイ」「入浴、給食、移送、除雪サービス」「緊急通報システム」等を実施し支援していきます。また、寝たきり等の人がいる家族や一般の人に対しては、「介護教室」「ホームヘルパー養成講座」を開催し、介護を手助けするとともに、介護に対する関心を広く高めるよう努めていきます。



(3)福祉サービス体制の連携強化

高齢者のさまざまな要望や要援護の状態に対して、適切なサービスを提供できるよう、保健・医療・福祉に関わる関係者が相互に連絡して調整し合う「地域ケア会議」を開催し、一体的に取り組んでいきます。



2 福祉施設・住宅の整備

特別養護老人ホームの運営については、その体制の充実と増床を検討していきます。また、高齢者や痴呆の方が小人数で共同で生活する「グループホーム」を設置するとともに、介護を受けながら暮らせる「高齢者生活福祉センター」「ケアハウス」の開設についても検討していきます。

また、公営住宅に関しては高齢者も安心して暮らせるよう機能面で配慮していきます。



3 高齢者の生きがいづくり

(1)就労機会の確保

高齢者が元気で意欲的に働けるよう、就労の機会を提供する「シルバー人材センター」の活動を支援していきます。

(2)スポーツ・文化活動等の促進

高齢者が仲間とともに楽しみ、健康に役立つスポーツ・文化活動等の機会を提供するとともに、互いに交流し合うスポーツ大会や文化行事を関係団体と連携して開催し、より多くの高齢者が参加できるよう努めていきます。



(3)ボランティア・地域・社会活動の促進

知識や経験を生かした、高齢者ならではの活動に積極的に取り組んでもらうよう環境整備に努めていきます。



(4)老人クラブ活動の支援

多くの高齢者が会員となり、積極的に活動していけるよう支援していきます。





第2節 児童・母子福祉








現況と課題



現在、3か所の常設保育所と6か所のへき地保育所を設置し、はだし保育、縦割り保育など特色のある保育や、乳児保育、障害児保育、一時保育などの特別保育に取り組み、乳幼児の健全育成と家庭養育の補完を行っています。

少子化、核家族化が進行し、子供や親を取り巻く環境が大きく変化するなど、家庭養育機能が薄れていくことが懸念されています。多様化する保育ニーズに答える各種保育サービスの充実や、児童数の減少による保育所の再編、老朽化に伴う施設環境の整備が求められています。

母子世帯については、所得水準はまだ低い状況にあり、各種資金制度の活用を図るなどの支援が必要となっています。



基本目標



次代を担う子供が心身ともに健やかに育つように、家庭や地域社会と連携を図り、保育・子育て環境の充実に努めていきます。また、安心して出産や育児ができる環境の整備を図っていきます。

母子家庭の経済的な自立と生活の安定化に向けた施策により、安心して暮らせるよう努めていきます。



主要施策



1 子育て支援の推進


(1)子育て支援計画に基づく施策の推進

「子育て支援計画」に基づき各種の施策を展開し、地域の実情や時代に即応できる施策を推進していきます。



(2)相談・援助体制の充実

育児不安や子育ての悩みを解消し、安心して産み育てられるよう、相談・援助体制として「子育て支援センター」の充実を図ります。



(3)子育て支援連絡会幾

子育てに関係する機関・団体の相互連携と情報交換を図り、時代のニーズに適切に対応できる組織体制づくりと支援サービスの提供に努めていきます。



2 多様な保育サービスの充実

保育ニーズの多様化に対応して、乳児保育、低年齢児保育、障害児保育、延長保育、一時保育等の充実を図り、子育てを支援していきます。また、小・中学校の児童・生徒や高齢者との交流を通じて、それぞれの知恵や経験の伝承を図り、自然とのふれあいや、地域にある資源を活用した保育を進め、情操教育に努めていきます。



3 快適で安全な保育環境の充実

(1)施設の整備

老朽化が進んでいる保育施設の改修・修繕を図り、安全で快適な保育環境を整備していきます。



(2)保育所の再編

児童数が減少している保育所については、今後の児童数の動向を見極め、地域や父母会と協議を進めて、保育所の再編を検討していきます。



(3)施設の開放

親子が自由に活動し、交流が図られるよう保育所や保健福祉センターを開放していきます。



4 放課後児童対策の充実

(1)学童保育の充実

就労などにより保育に欠ける小学校の低学年児童の放課後対策として、学童保育を充実していきます。



(2)児童館・学童保育施設の整備

安全で快適な施設環境の整備を図るとともに、類似施設の有効活用を検討していきます。



5 母子福祉の充実

母子家庭の生活相談に応じ、各種福祉制度の活用を進めていきます。また関係する団体の運営を支援していきます。





第3節 障害者福祉








現況と課題



病気や交通・労災事故により障害をもつ方が増加しており、さらに高齢化の進行に伴い今後も増加することが予想されます。

障害者施設としては、知的障害者施設、地域共同作業所があり、障害者が生きがいをもって作業に従事しています。また、心身障害児の早期療育を進めるための施設を設置し、指導を行っています。

本町では、「清水町障害者福祉計画」を策定し、これに基づいて施策を進めていますが、障害者の自立更生を推進し、生きがいをもって生活できるよう障害者福祉の充実を図る必要があります。



基本目標



障害者が地域でいきいきと暮らせるよう、障害者や家族に対する支援体制・環境づくりに努めノーマライゼーションの理念に基づき、障害のある人もない人も共に生活できる社会の実現を目指していきます。



(注)ノーマライゼーションとは、高齢者や障害者などハンデキャップを持つ人々を施設などに隔離せずに日常生活の中でもともに助け合っていくのが正常な社会のあり方であるとする考え方のこと。



主要施策



1 福祉サービスの充実

(1)在宅福祉サービス

在宅での自立の促進や身体機能の向上を支援するために、ホームヘルパーの派遣やデイサービスを実施していきます。



(2)経済的支援

福祉年金の支給や通院・療育等に要する費用を助成し、経済的な負担を軽減し、支援していきます。



2 予防・早期発見対策の推進

(1)予防・早期発見

健康相談、家庭訪問、巡回児童相談等により障害の早期発見に努め、関係機関との連携を強化して継続的に支援していきます。



(2)療育指導訓練

障害児を早期に発見し療育指導訓練を実施することにより、障害の軽減を図っていきます。また、障害児をもつ家族に対して療育指導訓練、育児等の情報を提供するとともに、発達相談・育児相談を通じて支援していきます。

なお、心身障害児通園施設の整備について検討していきます。



3 社会参加・生きがいづくり

(1)障害者福祉施設への支援

障害者の就労、自立更生の場となる知的障害者施設、共同作業所の整備運営を支援していきます。



(2)障害者団体への支援

障害者や家族の方が自主的に活動する団体の育成に努め、団体の健全なる運営と共に助け合う活動を促進していきます。



(3)社会活動への参加促進

障害者が地域とふれあい、活動の場となる取り組みを支援していきます。

また、障害者の雇用に向けて企業への啓発を図るとともに、国等の助成制度を周知し、就業を促進していきます。



(4)情報の提供

障害者に関する諸制度や各種サービスの内容等を障害者が容易に入手できるよう「福祉ガイドブック」「点字図書」「図書の録音」等ボランティアの協力を得て充実し、提供していきます。



(5)総合相談窓口の充実

障害者や家族が抱えるさまざまな相談に対応し、手助けできるよう関係部署での体制を充実していきます。



4 ノーマライゼーションの普及

町民一人ひとりが障害について理解を深めるとともに、障害者自身の自立意識を喚起するため、町民の幅広い理解と支援を求める広報活動を進めていきます。

また、地域の活動に障害者と健常者が分け隔てなく参加し、共に活動できるように支緩していきます。





第4節 地域福祉








現況と課題



誰もが安心して暮らしていくには地域の中に互いに助け合う心を広げ、町民が共に生きるまちづくりを進めていくことが大切です。

本町においては福祉協議会を中心として各種福祉団体があり、福祉活動、ボランティア活動を行っています。町民同士の心と心がお互いに響き合い、助け合っていくために、福祉のまちづくりを推進していくことが今後一層重要になっています。



基本目標



町民の強い連帯感のもとで、お互いに支え合う地域福祉の向上を目指し、福祉団体の育成・強化と自主的福祉活動の促進を図っていきます。



主要施策



1 地域福祉体制の充実


(1)社会福祉協議会への支援

町民に対するさまざまな福祉事業の企画、普及、実施を担う中心的な存在としての機能を十分に発揮できるよう社会福祉協議会を支援し、地域福祉の充実に努めていきます。



(2)ボランティア団体への支援

町民がボランティアとして活動できるよう、自主的な団体やボランティア団体連絡協議会を支援していきます。また、へルパー講習など人材の養成にも努めていきます。



(3)地域組織への支援

地域福祉においては、町内会や農事組合等が重要な役割を果たすことから、地域組織が行う独自の助け合い活動を支援していきます。



2 福祉意識の向上

ノーマライゼーションの啓発を始めとして、福祉に関する情報を広報紙や講演会・講座を通じて提供し、理解が深まるよう努めていきます。



3 福祉のまちづくりの推進

(1)施設・環境の整備

誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、公共施設や、道路等について段差や危険な箇所の解消等の整備に努めていきます。



(2)ふれあいイベントの開催

誰もが気軽に参加できるスポーツ・文化イベントを開催し、町民同士がお互いにふれあい、理解しあう福祉のまちづくりを進めていきます。





第5節 勤労者福祉








現況と課題



勤労者を取り巻く環境は長引く景気の低迷により、リストラや賃金抑制等厳しい状況におかれています。特に季節労働者の環境は厳しく、雇用の確保等生活の安定化が求められています。

こうした状況から、勤労者の福利厚生に対する支援や季節労働者の就労対策等労働環境の改善を推進していく必要があります。



基本目標



勤労者の誰もが安心して働けるよう、労働環境の整備を推進していきます。



主要施策



1 福利厚生の推進

(1)共済の加入促進

管内の広域共済事業である「あおぞら共済」への加入を促進して基盤の安定化を図り、勤労者の福利厚生の向上に努めていきます。



(2)資金の貸付

勤労者及び季節労働者の資金貸付に際して、利子補給を行います。



(3)勤労者スポーツ大会の開催

若年層から壮年層までが気軽に楽しめるスポーツ大会を開催し、町内の勤労者の親睦、交流に努めていきます。



2 就労への支援

(1)季節労働者の就労支援

季節労働者の離職期の生活安定を図るため、除雪や道路清掃業務等の軽作業員として雇用していきます。



(2)快適で安全な職場環境づくりの推進

快適で安全な職場環境づくりを進めるために、労働相談窓口の周知や職業病に関する情報提供、健康診断の奨励、安全教育の徹底等を図り、公共事業発注時においても労働災害の防止を喚起していきます。



(3)企業や団体への働きかけ

女性が企業や団体でいきいきと働き活躍できるように、各種の休業制度や労働条件の運用、並びに男女雇用機会均等について周知、徹底していくことを働きかけていきます。



3 活動への支援

地区連合の円滑な運営と勤労者の福祉向上に対して、活動を支援していきます。




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