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行政報告
平成12年第7回臨時会(会期H12.7.11)に報告された行政報告
7.11 町長 事故報告について(7/11 町長)
 去る6月23日午前9時45分頃、町有車両グレーダーと普通乗用車との衝突事故がありましたので、事故状況等につきましてご報告申し上げます。
 (途中省略)
 常日ごろ、交通事故防止に対し万全を期している中での事故は、誠に残念であり、今後、より一層の事故防止の徹底を図って参る所存であります。
 なお、6月26日全職員に対し、事故防止についての訓示を致したところであります。
7.11 町長 清水赤十字病院の人工透析施設整備に係る財政支援について
 清水赤十字病院の人工透析施設整備に係る財政支援につきまして、ご報告申し上げます。
 同病院では、人工透析患者や清水町からの要請を受け人工透析施設を整備することとし、同病院から本町に対し施設整備に係る財政支援の要請がありました。
 施設の整備内容は、病院の増築と当面8床の透析医療機器の設置を図るもので、事業費は1億3,895万4千円、工期は本年8月着工、平成13年3月完成を予定しております。
 町内には、現在15名程度の透析を受けている方がおり、以前は慢性の腎不全から移行する方がほとんどでありましたが、最近では糖尿病から移行する方が多く、今後、透析を受ける方は増加することが予想されます。
 同病院は、本町並びに新得町の基幹病院として地域の医療を担っていることから、新得町にも協力要請をしたところ、ご理解をいただきましたので、本町は1億円の補助、新得町は1千万円の補助と2千万円の無利子貸し付けを行い、人工透析施設の早期開設を推進することといたしました。
 本町の財政支援につきましては、同病院が平成31年まで病院改築時の借入金の返済が続くこと、病院の収支が非常に厳しい状況にあり、これ以上借入を起こしても町が債務負担をしなければ病院の経営そのものに影響がでることが予想されること、債務負担になれば利息も負担しなければならず、町の負担が増えること、更に同病院の施設開設に当たり看護婦等の人員を確保しなけれぱならず運営費も増大することなどから、高額ではありますが地域医療の充実を図るため補助することとした次第であります。
 なお、この件に関連する補正予算を提案しておりますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
7.11 町長 釧路地方法務局清水出張所の統合について
 去る6月30日、釧路地方法務局長が来庁され、来年秋をめどに十勝管内5ケ所の出張所を廃止し、業務を帯広支局に一本化する旨の説明がありましたので、経過につきましてご報告申し上げます。
 局長によりますと、統合は法務大臣の諮問機関である民事行政審議会の答申を受け、小規模登記所の適正配置方針に基づくものであり、廃止されるのは足寄、浦幌、上士幌、南十勝(大樹)、清水の各出張所で、平成13年10月未に完成予定の帯広法務合同庁舎の中の帯広支局に全ての業務を統合するというものであります。
 出張所が廃止されますと、地域住民の利便性に大きな影響を与えるとともに、行政サービス上でも非効率になることが十分予想されるところであります。
 このような状況を受け、7月5日、関係する5町の町長合同で、地元選出国会議員を訪ね、出張所存続の要望を行い、更に議員と共に法務省民事局登記所適正配置対策室長に対し、十勝管内の状況を説明し、統合は到底受け入れられない旨を申し上げたところであります。
 この結果、8月21日、法務省担当者が現地調査のため十勝を訪れるとのことであり、今後におきましても関係5町と連携を取りながら、登記所統合案撤回に向けた取り組みを続けて参りたいと考えております。
7.11 町長

農業改良普及センター再編構想について

 農業改良普及センター再編構想について、去る7月4日十勝支庁農業振興部長が来庁し、説明がありましたので、その内容及び経過につきましてご報告申し上げます。
 今回の再編構想は、平成13年度より道内56カ所の普及センターを、おおむね片道50キロメートルの地理的条件や農協の広域合併等の対応を考慮して、29センター・27支所に再編するものであります。
 十勝管内は、現行の6普及センターを2普及センターに統合する内容であり、清水町に本所のある西部普及センターと東北部普及センター(足寄町本所)は、支所として存続するものの、北部普及センター(士限町)に統合されるものであります。また、定員につきましては、現行より減少することがあるとしながらも、情報処理等の専門分野及び広域活動の強化を図るため、より普及活動を充実させるとの説明があり、理解を求められたところであります。
 これに対しまして、
 @ 今回の再編案は、定員の確保等も含め長期的な展望にたっていないこと。
 A 統括する本所までの距離が長く、効率的な普及事業の展開に支障が生ずること。
 G 新農業基本法の制定により、北海道及び本町の果たす役割の重要性が増大してきているなか、普及組織の安易な改革は地域農業の哀退につながること。
等の理由により、現行の農業改良普及センターを基本的に維持した中で、普及活動システムの再構築を図ってほしい旨、申し入れをいたしました。
7.11 町長 雪印乳業大阪工場の食中毒事故発生に係る状況について
 雪印乳業大阪工場において発生しました食中毒事故に伴う、清水町の酪農業に与える影響につきまして、ご報告申し上げます。
 本町から昨年1年間に出荷されました牛乳は80,657トンであり、このうち雪印乳業には34,177トン、その他乳業メーカーに46,480トンが出荷されております。また、雪印乳業清水工場の取扱量は、新得町を含め66,511トンであり、全国農業協同組合連合会(以下「全農」という。)を通じて道内外に出荷されております。
 本州方面への出荷移送につきましては、全道の生乳出荷量353万5千トンのうち、雪印乳業大阪工場には約8千トンが出荷されておりますが、本町の生乳が同大阪工場へ出荷さているかの有無及び出荷量につきましては、全農扱いとなっているため、現在のところ判明しておりません。
 今回の事故により雪印乳業大阪工場の生産が中止された分につきましては、他の乳業メーカーに振り分けられており、現状としては乳量の減産には至らず、振り分けられた乳量の処理に各乳業メーカーの工場がフル稼働で当たっているとのことであります。また、道内の状況につきましても、同様の措置が取られ、雪印乳業清水工場の出荷量には、影響を与えておりません。
 乳業メーカー各社の衛生管理につきましては、雪印乳業札幌工場では安全性が既に確認されており、各乳業メーカーの工場においても厚生省の指示に基づき検査が実施され、今週中を目処にすべての工場の安全確認が終了する予定となっております。
 なお、7月10日に雪印乳業大樹工場の久保田工場長(清水工場長兼務)が来庁され、今回の大阪工場における経過説明と事故に対する陳謝を受けましたが、本町といたしましては、早期改善と信頼回復に努めていただくよう申し入れをしたところであります。
7.11 教育委員会 埋蔵文化財包蔵地(遺物〜前期旧石器)の発見について
 このたび、清水町内において前期旧石器時代の遺跡が札幌国際大学助教授長崎潤一氏と東北旧石器文化研究所副所長藤村新一氏による共同調査で発見されたことにつきまして、ご報告申し上げます。
 同グループは、平成10年に空知管内新十津川町で、20〜30万年前の石器を発見、北海道に前期旧石器があり、原人が渡来していた可能性が極めて高くなったと発表しております。
 今回、十勝平野での前期・中期旧石器発見を目的として3年前より露頭の調査を行い、諸条件から美蔓台地を有望視して探索調査を行ったところ、6月23・24日に下美蔓地区畑地断面より50万年前と見られる尖頭器(せんとうき)・箆状石器(へらじょうせっき)を発見した事が、調査に協力している帯広百年記念館の北沢学芸員から、26日に教育委員会に報告がありました。
 この報告を受け、教育委員会では、早速担当者が北沢学芸員と共に、現地確認を行い、併せて発見場所の土地所有者に対して遺跡発見の説明を行ったところであります。
 更に、北沢学芸員から、発見グループの長崎助教授が、28日に札幌市において報道関係者(新聞社・テレビ局等)に対し、遺跡発見の記者発表をする予定であり、町内外の報道関係者等からの問い合わせが来ると想定される事から、発掘現場の保存保護と地権者への迷惑を配慮し、所在地の明確な住所及び地権者名の発表を控える事等の指導を受け、対応したところであります。
 今回の発見は、時期(形式)が前期旧石器時代〜原人(ホモエレクタス)時代に相当し、50万年前の遺物であることから、北海道最古の遺物の発見であるとともに、アジア最北の原人遺跡であり、旧人・原人の日本渡来が、西回りルートだけではなく、サハリンから北海道に渡る北回りルート説を裏付ける考古学上学術的に大変価値の高い発見とされております。
 今後の学術調査(発掘)等については、発見者からの説明を受け、詳細について確認した上で、埋蔵文化財包蔵地調査カードを作成し、北海道教育委員会に登録手続きを行うと共に、包蔵地については現状保存を原則とし、北海道教育委員会文化課等と協議しながら対応していきたいと考えております。

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